エアバックに世界的リコールΣ(・ω・ノ)ノ

シートベルト、チャイルドシート等の製品で有名なメーカーTAKATAより世界的なエアバックのリコールが出ました!!! 今回リコールが出たのは助手席側のエアバック。膨張装置の不具合で展開時に内圧が異常上昇し、容器が破損して飛び散ったり、最悪の場合には出火する恐れがあるとの報道がありました。室内が一部焼けたケースも報告されているとのこと・・・・怖いですね!!!

 

ところで皆さんはエアバックがどのようなシステムで作動するのかご存知ですか?

車両が衝突してからエアバックが展開するまで0.04秒!! エアバックが実際に展開するのに要する時間は人が瞬きする半分以下の時間とのことです!!

そんなエアバックが作動するシステムは・・・・・・・

①衝突検知センサーが衝突を検知、診断回路に信号を送信 ⇒ 衝突から0.003秒

②エアバックが必要と判定されるとガス発生装置に点火指示が出される ⇒ 衝突から0.015秒

③着火されると燃焼による化学反応でガスが発生しエアバックが膨らみ始める ⇒ 衝突から0.020秒

④事故の衝撃が乗員に到達!! エアバックは展開を完了し乗員を受け止める ⇒ 衝突から0.040秒

(以上TAKATA公式ホームページ「エアバックシステムのしくみ」より参照)

 

衝突からこのこれほどのスピードで展開完了とは改めてその優秀さに驚かされましたΣ(・ω・ノ)ノ

それだけに今回の世界的リコールは非常に残念でもあります・・・・・

 

今回のリコール対象車両(国内分)は以下の通り

トヨタ・・・「カローラ」など20車種、約30万8300台。対象の製造時期は00年11月から03年6月に製造のもの。

日産・・・「キューブ」など10車種13万7185台。対象の製造時期は00年8月から04年1月に製造されたもの。

ホンダ・・・「ストリーム」など7車種27万5741台。対象の製造時期は00年8月から03年6月に製造されたもの。

マツダ・・・「アテンザ」など2車種4384台。対象の製造時期は02年3月から03年8月に製造されたもの。

 

日産・ホンダ・マツダの各社に事故はなかったようですが、トヨタでは室内が一部焼損する事故が2件あったとの報告があがっていますo(>ω<*)oお心当たりのある方は膨張装置の交換依頼をしてくださいね!!

いずれにしてもエアバックのお世話にならないようにすることが肝心です♬

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